こんにちは。絵描きの朝日辿(あさひたどる)です。デザイン大学でヴィジュアルデザインを学び、卒業後アクリル画を専門に絵を描いています。このサイトはアクリル絵の具を使った絵の描き方や、画材の使い方などを初心者の方にもわかりやすく、ゆる〜く紹介していくサイトです。
アクリル画を始めてみたいけど、何から用意すればいいんだろう?何を使えばいいの?そんな風に思っている方もいるのではないでしょうか。確かに画材屋さんに行ってもたくさんの種類の、さまざまな画材が並んでいて迷ってしまいますよね。今回は、アクリル画初心者さんに必要な道具を6つに絞って紹介していきます。
・絵の具
・筆
・パレット
・支持体(何に描くか)
・筆洗
・拭くもの
・まとめ
アクリル画初心者がそろえるべき道具① 筆
一番扱いやすいのは、おそらくナイロン製。安価で、個人的には動物毛より手入れがしやすいです。太さの違う平筆と丸筆がそれぞれ数本ずつ入っているセットもあるので、迷ったら最初はそのセットを買ってみるのがいいかも。
平筆→平面を塗る時
丸筆→細かい部分を描く時
に向いています。
アクリル画初心者がそろえるべき道具② パレット
紙パレットがおすすめ。水彩セットに入っているプラスチックのものも使えますが、洗うのがけっこう大変。アクリル絵の具は1度乾くと水に溶けなくなる特性があるので、使い捨ての紙パレットがおすすめです。
ちなみに…ここからは余談ですが、私は学生時代とかお金がない時は厚紙とかにラップを巻いたり、ペーパークリーナー(コロコロ)を貼ったりして代用していました。裏面がシール紙みたいになっているから割と耐水性があるんですよね。食品トレーや牛乳パックもけっこう使えました…笑
アクリル画初心者がそろえるべき道具③ 支持体(何に描くか)
1キャンバス
◎最もポピュラーで扱いやすいです。
すぐ描ける状態の製品が売ってる。(張りキャバスと呼ばれてるものですね)
△細密な描写がしたい場合は布の凹凸が気になるかも。(ジェッソを使う手法もある)
2紙
◎水彩っぽく描きたい人に特に向いてる。にじみなどの表現もしやすい。手に入りやすくて持ち運びも楽。
△破れやすい。しっかり描くなら水張りという作業が必要。
3木製パネル
自分はこれを使っています。先ほど触れた「水張り」はこのパネルに紙を貼って固定することです。
◎表面に凹凸が少ないので筆が引っかからない→細かい描写に向いてる
他の2つに比べてとにかく丈夫!
私は普段、割り箸や竹串で引っ掻くように描いているので、それに耐えてくれる木製パネルとの相性が1番よかったです。
△木製なので、重い。
アクリル画初心者がそろえるべき道具④ 筆洗
筆を洗うバケツ。皆さん水彩の授業で使ったことがあると思います。アレです。
4つ口に分かれてるものが使いやすい。水が濁る度に水を取り替える回数が少なくていい。濁っている水を使っていると絵の具の色に影響するので、なるべくきれいな状態であるようにしたいですね。
これもペットボトルや牛乳パック、空きビン、ペットボトルなどでも代用できます。
アクリル画初心者がそろえるべき道具⑤ 拭くもの
筆の余分な水分を吸い取ったり、画面の水気を抑えたりするときに使います。いらないTシャツを切って使ったり(=ウエス)、よく売ってる雑巾、キッチンペーパーとかでもOK
アクリル画初心者がそろえるべき道具⑥ 絵の具
絵の具の選び方についてはいろいろ考えてみましたが、結論から言うと自分が試してみて使いやすいと思ったものを使うのが1番だと思います。どんな作風にしたいのかでも変わってくると思うので。とはいえ、最初はたくさんあって迷うと思うので、ここでは3つを紹介します。
また、絵の具を選ぶ際の注意点もお伝えしていきます。
リキテックス
アクリル画を描いている人でこのメーカーを使っている人が1番多いのでは?というくらいよく耳にします。画材屋さんでも必ずと言っていいほど置いてある定番。最初は12色セットあたりがおすすめです。
アムステルダム
◎大容量、比較的安価
→私はたくさん使う色だけアムステルダムで買っています。(例:白と黒だけ)
ターナーアクリルガッシュ
これは特殊なので、初心者におすすめ!と自信を持っては言えないのですが、自分はこれをずっと使っていたので、紹介します。参考程度にご覧ください。
◎均一な画面を作りやすい。日本の伝統色など色の展開が多い。
△厚塗りするとひび割れやすい
⚠︎アクリル絵の具とアクリルガッシュのちがい
これは初心者に気をつけて欲しい点です。
同じアクリルでも、ガッシュは性質が違います。
簡単に違いを並べると
「アクリル絵の具」=ツヤあり / 透明性がある
「アクリルガッシュ」=マット / 不透明
どのくらい不透明かというと、重ね塗りをした時に下の色をほぼ完全に消すくらい。均一な画面を作りやすく、フラットなイラストやデザイン画に向いているのでイラストレーターやデザイナーがよく使っている印象です。
私はデザイン大学にいたので、1番使い慣れている絵の具です。描写の授業でもガッシュを使って油彩の技法を体験したりしました。そのため、リキテックスなど他のアクリル絵の具との違いを知らずに、ずっとガッシュで絵を描いていたんですね。(恥ずかしながら大学を卒業してからもしばらく分かっていなかったんです…笑)だから、ガッシュでも十分描けるということは言えます。ただ、表現の幅という点では「アクリル絵の具」の方が広いと思います。
自分の描きたい作風に合わせて使い分けるのが良いのではないかなと思います。
【まとめ】
最初に揃えると良いものは6つ
絵の具、筆、筆洗、支持体、拭くもの
筆や絵の具は、まずはセットで売っている安価なものを試してみて、慣れてきたら他のブランドのものと比べてみる。それから描きたい絵の方向性に合うものを取り入れていくのが良いんじゃないかな、と思います。
ただ、正直…百均でもある程度はそろいます。
「とにかくすぐに描きたい!」という人は、
・絵の具
・筆
・キャンバス
この3つだけでも大丈夫。キャンバスも簡易的なものなら最近は百均でも買えますし、パレットや筆洗は家にあるものでも代用できますからね。
いかがでしたか?みさなんにとって少しでも参考になる情報がここにあれば良いなと思います。いろいろ書きましたが、まずはとにかく楽しんで、ワクワクしながら選んで、使って、遊んでみてください。絵を描くことが楽しいと感じて続けてくれる仲間が増えたなら、私もとても嬉しく思います。
それでは、また。



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